★ 本日のコーヒー ¥450

★ ハートブレンド ¥450

★ ストレートコーヒー各種 ¥500

★ アイスコーヒー ¥450

★ カフェオレ(ホット・アイス)¥500

★ 紅茶(ホット・アイス)¥450

★ ジュース ¥450


水野先生の手作りスイーツ(ミニケーキ)はカウンターにあります。

コーヒー 紅茶のお供にどうぞ。

(たいへん申し訳ございませんが、パンメニュー、モーニングサービスはございません)

コーヒーを飲みながら・・・

北欧をイメージしたコーヒー「フィンランディア」(原料生豆が無くなり再度休止致します/2015・4・23)
当店を開業した約10年前の頃、世界中で一番たくさんコーヒーを飲む(1個人あたりの消費量として)国は北欧にあるフィンランドでした。1日5~6杯は飲む勘定だったと思います。またスェーデン、ノルウェイ、デンマークも消費が同様に多く、北欧全体がまさにコーヒー王国といった感じでした。(残念ながら現地に行ったことはありません)そして今でもそういう状況は変わらないと思います。開店当初、そのコーヒーパラダイスにあこがれとリスペクトを込めて、オリジナルネーミングで「フィンランディア」と言うブレンドコーヒーを作りました。ここ1年くらいはイメージする味になる原料生豆がなくて休止しておりましたが、また再開致すことになりました。森と湖、清澄な空気、シンプルで洗練されたインダストリアルデザイン、などフィンランドのイメージをコーヒーに込めるというのもおかしな話ですが、まあそれも楽しいコーヒータイムを過ごすためのアイテムになればいいかなと思います。ファクターとして、(1)原料生豆 : やはり健康に安心安全な無農薬・有機栽培。クォリティの高いスペシャルティグレード。アラビカブルボン種。シングルオリジンの原料豆。(2)ロースト : 酸味は隠し味くらいで、胃腸への刺激も少なくということでやや深煎りロースト。現在のスペシャルティコーヒーは美味しい酸味を打ち出すのがトレンドになっていますが、あえて、カフェオレにしても美味しいローストにしました。ノルディックイメージコーヒー「フィンランディア」は優しい香り、すっきりしたビター、きれいな後味のコーヒーです。

 

コーヒーカルチャーのトレンド 「サードウェーブコーヒー」

今から40年近く前のことですが、金山駅近くで、正木小学校前を南へ行き鉄道線路の橋を渡った左側に「しんばし」というコーヒー屋さんがありました。個人経営の小さなお店でした。小ぶりのぽってりと分厚く重いカップで供されるコーヒーは琥珀色に透き通って、甘酸っぱい香りと味がして、ミルクと砂糖を加えてもフルーティでとてもおいしかった。それまで他の何処にも無いコーヒーでした。そのお店が自家焙煎だったのかは記憶にないですが、思い出に残っている味は残念ながら自分では再現できないです。思い出のままがいいんでしょうね。そして現在では、アメリカ西海岸発の”コーヒ-カルチャー”のムーブメントが「サードウェーブコーヒー」「マイクロブリュー」「マイクロロースター」です。大量生産ではなく、原料豆を良いもの(トレーサビリティ)を使い、豆の個性を引き出す適切な焙煎(マイクロロースト)と、一杯ずつ丁寧な抽出(マイクロブリュー)をした、心に残るような好い風味(テロワール)のコーヒーをめざすものです。そうしてみると、繊細な味のコーヒーを提供してくれた金山の橋の袂にあった小さなコーヒー屋さんでしたが、すでに日本の”珈琲文化”の先進性としては、私が体験しただけでも約40年あることになるのでしょうか。

 

おいしいコーヒー豆 産地による味の特徴
コーヒー発生の地 エチオピアのコーヒー
     
コーヒーは全世界の約60数カ国で生産輸出されています。赤道をはさんで南北緯約25度の間に生産地が集中しています。この地帯をコーヒーベルトと呼んでいます。この中で大きく分けるとアフリカ地域、東南アジア地域、中南米地域の3つになります。このうちアフリカにあるエチオピアはコーヒー発生の地といわれています。「昔、カルディというヤギ飼いが住んでいました。ある日、ヤギ達が飛んだり跳ねたりしているのを見て不思議に思ったカルディは、ヤギ達が赤い実を食べていることに気づきました。カルディも赤い実を試しに食べてみたところ、たちまち気分は爽快になりました。この赤い実がコーヒーチェリーであり、人間とコーヒーの出会いだった」、というのが今に伝わるコーヒーの「伝説」です。昔からコーヒーの代名詞ともなっているほど有名な銘柄「モカ」は、この地域から集められたコーヒー豆を、エチオピア国と海峡を挟んで東隣にあるイエメン国のモカという港から船に積んで出荷していたのでモカコーヒーと呼ばれたのです。エチオピア産のコーヒー豆もイエメン産もモカという名称で呼ばれていますが(ちなみに歌のコーヒールンバに出てくる「モカ・マタリ」はイエメン産のコーヒーです)、エチオピアモカは赤ワインに例えられるようなフルーティーな酸味に、甘みと苦味のバランスが絶妙で、高い香りとコクもあり、飲んだ後にスーッとするようなスパイシーさも特長です 。

おいしいコーヒー豆 産地による味の特徴

他とは違う精製方式 インドネシア・マンデリンコーヒー


マンデリンコーヒーはその独特の風味でたいへん人気があります。どうして他には代えがたい味になるのでしょう?それは、コーヒーの木の種類や生育環境のほか、現在世界で注目されている新しい生産処理方法を採用していることにもよります。通常、珈琲生豆を精製する過程で、ナチュラル方式ではコーヒーチェリーを果肉つきのまま乾燥させ、ウオッシュド(水洗方式)では果肉を除去後パーチメント(種が殻付の状態)で乾燥させます。マンデリンコーヒーは、コーヒーチェリー(実)を収穫後、水をほとんど使用しずに果肉除去し、5時間程度の乾燥でパーチメントから脱穀しグリーンコーヒー(生豆)の状態で乾燥させます。4~5日で仕上げることができ、インドネシアという雨の多い地域で短時間で生産処理できる方法として考え出されたものです。そうして出来上がった生豆は独特の濃い緑色と形をしています。酸が強く深煎りに耐えて味が抜けず、旨味と苦味とコクが美味しいコーヒーになるのです。

おいしいコーヒー豆 産地による味の特徴
理想的な環境から生まれるストリクトリーハードビーン グァテマラのコーヒー 

 

グァテマラは人口の6割強が先住民、この先住民がコーヒー産業の発展に寄与してきました。正式国名はグァテマラ共和国といいます。中米北部にある国でメキシコの南隣になります。首都は国の中央部南寄りにあるグァテマラシティ、人口は1200万人くらいで主にスペイン語が使われ通貨単位は「ケツァル」です。グァテマラの気候は雨季と乾季があり火山も多いため火山灰質の肥沃な土壌と気象条件に恵まれコーヒー栽培に理想的な条件が揃っています。
グァテマラでコーヒー栽培が広まったのは1821年の独立後にコスタリカから栽培技術導入されてからでドイツ移民により本格的な栽培がされるようになり、イギリスやドイツから積極的に資本が導入され重要な貿易品となっております。主にアメリカ、ドイツ、日本に輸出されています。
グァテマラでは高品質で名高い南部の産地アンティグア、中部のアルタベラパスなどが有名ですが、最近ではウェウェテナンゴ、フライハーネスなどの産地のコーヒーも高品質、独特で魅力的な風味特性を持ち人気があります。

おいしいコーヒー豆 産地による味の特徴
ヨーロッパで大人気   ケニヤのコーヒー 

 

ケニヤについて少しご紹介します。正式国名はケニヤ共和国。首都はナイロビ、人口約2900万人、主要言語はスワヒリ語・英語です。経済的に安定した国で、人口の8割弱が農業を営むケニヤの経済は農業が中心。コーヒーはその中で第一位、輸出総額の約20%を占めています。生産品種のほとんどがアラビカ種で、水洗式アラビカ種の「ケニヤアラビカ」はヨーロッパではとても人気があります。

以前、当店にご来店くださった80歳すぎの男性のお客様が言われました。「昔飲んだケニヤというコーヒーはじつにおいしかった。」 それを聞いて、あぁ、この方はずっと若いころからいろいろなコーヒーを飲んでこられたコーヒーファンなのだなぁ、と思いました。日本ではケニヤコーヒーはあまり一般には売られてなくて一部のコーヒー専門店でしか扱われていません。日本人に大人気の銘柄「キリマンジャロ」はアフリカのタンザニヤ国産のコーヒーです。ケニヤとの国境にある名峰キリマンジャロ山にちなんで名づけられたタンザニヤキリマンジャロコーヒーはそのネーミングの魅力もあって日本では有名ですが、キリマンジャロ山を挟んで北側の国ケニヤから産出されるコーヒーはその優れた風味特性から、ヨーロッパの国々でたいへん人気があります。香り、コク、酸味ともに強くはっきりしていてトロピカルジュースを思わせるよう感じ、あと味も切れがあり、アイスコーヒーにしてもとてもおいしいのです。

おうちでカフェ

ハンドドリップによるコーヒーのつくり方(カリタ式) 


ご自宅のミルで豆から粉に挽く場合はグラニュー糖くらいの粒度を目安にしてください。 

コーヒー粉の分量(カリタのメジャーカップ摺り切りで約10g)
コーヒーカップ1杯分(120ml) 13g
2杯分(240ml) 20g
3杯分(360ml) 27g
4杯分以上は 1杯分8g×杯数

上記を目安に、お好みの濃さになるよう粉の分量を加減してください。


1.サーバーにドリッパーを載せお湯をかけ回し、湯煎して温める。ペーパーフィルターをドリッパーにセットし、杯数分の粉を入れ軽くゆすって表面を平らにする。

2.お湯が沸騰したらヤカンを火からおろし、少しの間おくと90℃ぐらいになる。

※ご注意→100℃だと風味が損なわれます。90℃位で淹れます。(ドリップが終わるまで沸かしなおさない。)

3.1回目の注湯(蒸らし)
ヤカンの口先をコーヒー粉の中央に近づけてお湯を少しずつ静かに粉にのせるように注ぐ。
均一にしみ渡らせると、粉は細かい泡とともに盛り上がってくる。(コーヒー液がサーバーに数滴落ちるくらいが適量。)
しばらく蒸らす。(約20秒)

4.2回目の注湯
粉が膨らみきったら中心を多く注湯、それから外側へうずまき状に静かに注湯。
泡の盛り上がりをくずさないようにていねいに。
※ご注意→あまりフチ側に注ぐとお湯がそのまま透過してしまい、味がうすくなる。

5.3回目の注湯
中心が3分の1くらいへこんだら再度中心部分に注湯。
人数分により3回~5回くらいにわけて注湯。
必要量になったらドリッパーをはずして出来上がりです。


カフェオレ ・ アイスコーヒーの作り方 

 

カフェオレとアイスコーヒーの作り方をご紹介します。ちょっとしたコツで簡単にとても美味しくできます。それはペーパードリップでデミタスコーヒーを作って、それを基にカフェオレやアイスコーヒーを作る方法です。使用するコーヒー豆は、やさしい味をお好みの方はハートブレンドで、ビターな味ならマンデリンでつくるとよいでしょう。
デミタスコーヒーを作るコーヒー粉の分量は次のような目安です。
1人前(100cc)18g(メジャースプーン2杯弱)  2人前(200cc)27g(メジャースプーン3杯弱) 
3人前(300cc)40g(メジャースプーン4杯)  
普通のホットコーヒーを淹れる場合よりゆっくり少しずつお湯を注ぎ、濃い珈琲液(デミタスコーヒー)を作ります。

<カフェオレ>
マグカップ(200ml)に牛乳を半分ぐらい入れて電子レンジで温めます。そこに先ほどのデミタスコーヒーをカップ八分目になるまで入れて出来上がりです。

<アイスコーヒー>
グラス(耐熱)やマグカップに新鮮な氷をできるだけ一杯に入れ、その氷の上から先ほど抽出したばかりの熱いデミタスコーヒー液を注ぎかけて急速に冷やし(オンザロックで香りや風味を閉じ込める)、出来上がりです。すぐに飲まず保存する場合は充分冷えて溶け残った氷を取り除いてから冷蔵庫に入れて保存して下さい。

PS. アイスコーヒーは普通のホットコーヒーを作って常温まで冷めてから、それを冷蔵庫で冷やしても、もちろん美味しいです。飲むときに氷を入れるのなら少し濃い目に(コーヒー粉を多めに)淹れるとよいでしょう。(氷が融けて味が薄まるので) 

 

・・・おいしいコーヒーの淹れ方  ハンドドリップ(ペーパーフィルター)・・・ 公式版

 

ペーパードリップで珈琲を淹れる時は まずドリッパーの種類を確認して下さい。種類によって注湯の回数が異なります。
メリタ式(1穴式)ドリッパーは蒸らし後、1回の注湯で完了させるのに対して、カリタ式(3穴式)ドリッパーは数回に分けて注湯することを前提に作られています。
①ペーパーフィルターの強度を保つために、底面のチャック部分を折り、次に側面のチャック部分を逆の方向に折ります。 
ペーパーフィルターの側面や底の角を指で押し付けて、ドリッパーにぴったり付くようにセットします。

②中挽きから中細挽きのコーヒー粉を適量入れ、表面が平らになるようにドリッパーを軽く左右にゆすります。 
メッシュ(コーヒー豆を挽いたときの粒の大きさ・粒度)・ロースト・コーヒーの量で好みの味に調整します。
1人前(120cc)15g(メジャースプーン1杯半)  2人前(240cc)20g(メジャースプーン2杯) 
3人前(360cc)25g(メジャースプーン2杯半)  4人前(480cc)30g(メジャースプーン3杯)

③そっと置く感覚で、粉全体にまんべんなくお湯を注ぎ、染み渡ったら止めます。コーヒーのおいしい成分を抽出しやすくするため、約20~30秒程度蒸らします。 
注湯はサーバーに数滴落ちる程度にします。蒸らしている間にキラキラと細かい泡が多く出るのはコーヒーが新鮮な証です。
お湯の適温は90度がベストです。 (お湯が沸騰した後火を止めブクブクが治まった状態) 一般的に温度が高い(95度位)と苦味が強く、温度が低い(80度位)と味が薄くなります。

④コーヒー全体が膨らんだら、盛り上がった中心から「の」の字を描くように、低い位置からお湯を細くのせるようにそっと注ぎます。
ペーパーフィルター、粉の縁(フィルターに触れている粉の部分)には直接お湯が当たらないように注ぎます。また高い位置から注ぐとお湯がまっすぐ落下せずよじれたり、空気が混ざったりして十分なむらしができなくなります。 お湯がすっかりひいて粉の表面が露出しないようにしましょう。
焙煎の浅い珈琲豆は少し高めの湯温(92度位)でサッと落とすとよいです。
焙煎の深い珈琲豆は少し低めの湯温(87度位)でゆっくりと落とすとよいです。
残りのお湯を「の」の字を描きながら注ぎます。 
メリタ式ドリッパーはドリッパーそのものに目盛りがついているので蒸らし後は1回でお湯を注ぎます。 カリタ式ドリッパーは湯面がドリッパーの高さに達しないように数回に分けて注湯し、サーバーの目盛りで湯量を調整します。 

⑤コーヒーがサーバーに落ちきったら抽出完了です。ただし表面の泡には、脂質などの雑味分があるので抽出しきらないように注意しましょう。
フィルターの内側に残ったコーヒーの粉の壁が均一になっているのが理想的。それはコーヒーの美味しい成分が十分に引き出された証拠です。

●コーヒーの粉の層(高さ)を保持しましょう
最初の注湯でコーヒーの粉は蒸らされ、表面の中央が盛り上がります。次はその部分に湯をそっとのせる感覚で低い位置から一定の細さで、らせん状に注湯します。注湯中は泡状の表面の高さを一定に保ち、お湯がひいて粉の表面が露出しないように注意しましょう。 高い位置からの注湯は必要以上に空気がコーヒー層に入り込んでしまい、十分な蒸らしが行われない原因になります。

●コーヒーの粉の外壁を崩さないようにしましょう
一度決めた中心を外さないように神経を集中して「の」の字を描きながら注湯します。フィルターの役割をしている外側のコーヒーの粉の壁を注湯の勢いで崩さないようにします。 フィルターの手前側と奥側で注湯の勢いに差が出て奥側のコーヒーの壁を崩してしまうことがあります。湯の細さを一定に保つようにし、ポットを回転させながら注湯しましょう。

 

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